今日は、単純なパターンの繰り返しだけで編めて、ゴージャスにも可愛らしくもできる、フリルのピンクドイリー、編み方と編み図をご紹介します。
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フリルのピンクドイリー
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日本ではあまり見かけないパターンなのですが、海外ではゴージャスなデザインが好まれるせいか、古くからある編み方です。
vintage pattern にも、同じようなものがありますね。
ここでは、サクサク編めて、かっちり形作れる太い糸で編む編み方です。
無料編み図インデックス
レース糸と針
- 白のレース糸 20番 15gくらい
縁取りに使うレース糸(ピンク) 20番 5gくらい - レース針 0号
とじ針(レース糸が通るやや太めの針)
出来上がりサイズ
- ドイリー内径 10センチ
- フリル高さ 約3.5センチ
- 全体の横幅最長部分で約16センチ
フリルのピンクドイリー 編み方と作り方
1.編み図の通りに、平らなドイリーを編みます。
2.フリル部分を続けて、増やし目をしながら長編みの繰り返しで3段編みます。
3.ピンクの糸に替えて、引き抜き網をしながら、縁編み部分に細編みを編みます。
・ドイリー部分も、フリル部分も、長編みと鎖編みの繰り返し、規則的で、難しい編み方はありません。
・縁編み部分は、決まったところで、前に編んだ部分のピンクのくさり編みを引き抜きながら、ひだ同士をつなぎながら編むだけです。
フリルのピンクドイリー編み図
中央のフラットな部分の編み図です。
以下にフリル部分を含めた全体の編み図。
平らな円に続けて、3段編みます。
縁編み部分の編み図
フリル部分と縁編み部分を拡大したのがこちらの図です。
ひだを寄せる編み方
前段の長編みの頭に細編みで縁編みを編みます。
編み始めはどの部分でもかまいません。
引き抜き編みをする箇所
編み始めから、18目で、1つ目のひだを終え、次の18目で2つ目のひだを終え、次の3つ目のひだに移って4目編んだら、ひだを中表に折り、最初のひだの、左から4目目の細編みに裏から針を入れる形で、両方の目に糸を引き抜きます。
その後も同様に、細編みを編んで同じ個所で引き抜き編みを繰り返します。
最後のひだは、逆向きに、左から4目目にきたら、一つ置いたひだの右から4目目を引き抜いて終えます。
編み終えた糸を目立たないよう他の網目にくぐらせて糸を切ります。
アイロンとスプレー糊で仕上げ
糸始末を終えたら、アイロンとスプレー糊で仕上げます。
ひだをきっちり立ち上げて、固く仕上げたい時は、糊を強めに。
フリルの柔らかい感じを残したい時は、糊の量を加減してください。
色違いのフリルのドイリー
ブルーで。
赤で。
様々な色で、ヴァリエーションが楽しめます。