かぎ針編みのクリスマスのツリ―ボールのオーナメントのご紹介です。
クリスマスツリーに飾るものですが、ツリーがなくてもディスプレイの置物としたり、吊るして飾ることもできます。
無料編み図と編み方をご案内します。
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かぎ針編みのクリスマスのツリ―ボール
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かぎ針編みのツリーボールです。
海外には、ツリーボールというものがあって、クリスマスツリーにたくさんボール型のオーナメントを飾るんですね。
かぎ針編み、棒針編みとも、手編みのアイディアもたくさんあって、私も小さなものを作ってみることにしました。
無料編み図インデックス
中綿のみでできるクリスマスボール
海外のクリスマスボールは、中に、プラスチックの硬質のボールを入れて、その上にニットをかぶせるように作るのが一般的なようです。
最初はそのように作りたいと思い、芯になるボールを探してみましたが、ボールのみの手芸資材は見つからなかったので、中綿を使用しました。
それでも、まずまずきれいな球形になったと思います。
ラメ糸と毛糸の材料について
光が弱いので、良く写りませんが、ボールの中央には金色及び銀色のラメ糸を引き揃えで使用しています。
ラメ糸はあると、きれいですが、もちろんなくても大丈夫です。
また、ラメ糸は細い上に、毛糸とは伸縮性が違って、引き揃えると案外うまく編めないことが多いので、あとから刺繍をするのもいいと思います。
なお、毛糸は、合太程度の太さになりますが、並太だともう少し大きくできると思います。
上の場象では、中細よりもやや細めの毛糸を2本どりで使っています。
綿の糸を含めて、フレキシブルにお手持ちの毛糸でお試しください。
かぎ針編みのクリスマスボールの編み方概要
編み方の概要です。
- 中央にあたる部分からモチーフを上下1枚ずつ、計2枚編む
- 中央をとじ針で綴じながらつなぎ、途中で中綿を入れる
つまり、半球のお椀のような形状の物を2枚編んで、つないで綿を入れて作っています。
材料と用具
- 合太~並太程度の毛糸 赤、緑、白など色違いで3色
- あれば金・銀などラメ糸
- かぎ針4~5号
- ポリエステルの中綿
- とじ針とはさみ
出来上がりサイズ
直径約6センチ程度
サイズは糸によって違ってくると思います
かぎ針編みのクリスマスボールの無料編み図
全体の編み図は上のようになります
難しいところは、引き上げ編みのところだけで、ポイントを記すと
3段目の引き毛編みは、1段目の長編みの頭の左側の手前半目を拾う。(玉編みに使った脇)
かぎ針編みのクリスマスボールの編み方
編み方を文字と画像で説明していきます
1段目 長編み12目から
中央はわの作り目をして、輪の中に長編み12目を編み入れる。
2段目 玉編み
別な色の糸で長編み2目の玉編みを編み、くさり編み2目、長編み2目の玉編みを繰り返す
3段目 引き上げ編み
長編みの頭に細編み、次に1段目の長編みの頭、手前半目の左側に針を入れて引き上げ編みをする。
そのあとはまた、長編みの頭に細編み、同じく引き上げ編みの順で繰り返す
画像→先の丸印が引き上げ編みで針を入れる糸です。
4段目 細編み
細編みを一つずつ計24目編む
画像ではピンクの糸
5段目
5目細編み、次は細編み2目を編む、5目細編み、細編み2目の繰り返しx4回の増やし目で、計30目の細編みを編む
中央をとじる
同じものを2枚編み、真ん中をとじ針に糸を通してとじる。
どの場所でとじてもいいですが、この場合は、くさり編みの奥同士に一目ずつ針を入れて、つなぎ合わせていきます。
垂直に針を入れていくと、表面は斜めに糸が出ます。
ラメ糸を引き揃えて見えるようにしていますが、なくてもできますし、後から刺繍で加えてもいいです。
余った糸はボールのてっぺん、または真横に出して、飾るときに使う糸としましょう。
色合いがきれいなので、楽しみながら編んでみてくださいね。