かぎ針編みで編んだ丸モチーフのネックレスです。ビーズは編み込みで、紐部分以外は糸を切らずに編むように考えました。
全体の編み図はありませんが、モチーフ部分の編み図と、編み方を記しておきます。
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かぎ針編み丸モチーフのビーズ編み込みネックレス
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かぎ針編みのビーズ編み込みネックレスです。
このネックレスの良いところは、ほぼ全部を糸を切らずに編めるところです。
一つ一つ丁寧にモチーフを編んでから、新たにつなぎ合わせる方がきれいにはできますが、今回は手軽にできる方法を考えました。
無料編み図インデックス
※編み図のご利用には下の記事にお目通しください。
編み図と作品のご利用について
材料は光沢のあるレース糸、エミーグランデを使っています。
長編みの丸のモチーフ、間はくさり編みで、紐部分は、こちらはエビ編みコードという編み方です。
エビコードの片側はそのままつないで編むことができます。
反対側の紐は、糸を切らないで編もうと思えば編めますが、上下逆になるので、こちらは別に編んで、とじ付けるのがいいと思います。
材料と用具
- レース糸20番程度 エミーグランデの162番を使用
- レース針0号
- とじ針とハサミ
- パールビーズ3mm モチーフの個数分
■金具類材料
- アジャスター金具 1個
- ネックレス留め具 1セット
- マルカン5mmx2個
- ラジオペンチなど
ネックレスサイズ
丸モチーフの大きさ 直径約1.5mm
全体の長さ (紐部分含む)約46センチ
ネックレス編み方概要
■丸モチーフのネックレスの編み方
編み始める前に糸にモチーフの数のビーズを通しておく。
1.編み始め くさりのわを作り、そこに長編み14目を編み入れ、引き抜き編みでとじて、丸い形にする
2.くさり編みを6目編むが、くさりを2目編んだらビーズを移動、ビーズを挟んでくさり編みを4目編む。
3.くさり編み3目で立ち上がり、上から数えて4目目のくさりの中に長編みを14目編み入れる。引き抜き編みでとじて丸い形にするが、この時、いったん針を外し、裏側に当たるくさり編みを一緒に引き抜いて固定する。
注意点:引き抜き編みの位置はモチーフの位置によって違うので、以下を確認のこと。
4.くさり編みを続けて、上の繰り返しで、モチーフを、14個~16個編む。
5.モチーフが終わったら、最後に長さ8センチのエビコードを続けて編む。糸を切って糸始末をする
6.反対側に、同じ長さのエビコードを編んで、糸でとじ付ける。編み始めの糸はあらかじめ長めに残しておくとよい。
7.ネックレス用の金具をつけて出来上がり。エビコードを長く編んで、首の後ろで結んでもよい。
丸モチーフの編み図
基本のモチーフの編み図です。
ここにビーズを通したくさり編みを続けて、裏側からビーズがモチーフ中央に露出するように編んでいくという簡単な方法なのですが、くさりを逆に編み戻るようになります。
その部分の編み図です。
編み方は、くさり編み4目編んで、黒丸で示したビーズを通し、くさり編みを2目編みます。
そして、上のモチーフの青江で示した長編みの頭を、くさり編みを戻って、青で示した4目目に引き抜きます。
続くモチーフの編み方
そのあとは、紐のくさり編みの後に、モチーフを構成するためのくさり編みを続けて編みます。
くさり編みの4目目に、長編みを13目編入れる形になります。
同様に、長編みの8目目を、紐のくさり編み部分に引き抜いてて固定しながら編み進めます。
ここまでのモチーフの数は、5個です。
6個目からのモチーフの引き抜き編みの部分
6個目からのモチーフの引き抜き編みは、ネックレスの中央部分が、直線ではなく、曲線で垂れ下がるように、引き抜き編みをする部分が違います。
この曲線部分のモチーフ数は、6個です。
モチーフの数は、左右の首周りが直線部分で各5個、中央が6個に設定していますが、ご自分のサイズに合うように様子を見て帰られてください。
エビコードについて
エビ編みのコードは、
エビコードの編み方は、この記事で解説しません。
覚えるまではやや複雑に思えると思うので、動画などを参考にされてください。
お手持ちの紐やチェーンなどを利用されるのも一案です。
以上、丸モチーフのネックレスの編み方を簡単にご説明しました。