バヴァリアンステッチという人気の編み方があります。
色の組み合わせでラインが出せるところが特徴ですが、注意点もあります。
バヴァリアンステッチの編み方と作品を簡単にお知らせします。
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バヴァリアンステッチのマットのランチョンマット
バヴァリアンステッチのマットはこちら。
一応ランチョンマットとしましたが、長さが30センチなので、かなり小さめなのでティーマットくらいです。
セリアの糸ピンク系の組み合わせで編んでいます。
無料編み図インデックス
エンジェルコットンの人気の作品はデイジーのコースターです。
※こちらの編み方は下の記事に
トロピカルコットンはこちら
トロピカルコットンのモチーフコースター『かぎ針で編むモチーフデザインBOOK』から
バヴァリアンステッチのコースターサイズのモチーフ
バヴァリアンステッチというのは、引き上げ網を使って前の段の長編みの頭を表に出す編み方です。
そうすることによって生地の表面に、ラインと共に凹凸が出ます。
バヴァリアンの意味と由来
最初 ババリアンはbarbarianのことかなと思って、その場合の意味は 「野蛮人・ 未開人」というものなのでなぜかと思っていました。
そうではなくて、バヴァリアンというのはドイツ バイエルン地方 のことだそうですね。
民族衣装的な意味があるのかもしれませんが、ヨーロッパ由来の言葉だったのですね。
バヴァリアンステッチの編み方の注意点
バヴァリアンステッチはきれいな模様が形作れるので人気の編み方なのですが、注意するべき点あもあります。
というのは今回の作品は中央がちょっと斜めになってしまったのです。
手持ちの編み図で適当に編んだのがいけなかったかもしれません。
針を入れるところが間違っていたかもしれませんので、もう少し注意できれば改善できそうな気がします。
真正面から見ると斜めになっているのは目立つのですが、遠目にはそれほど気にはならないので、そのまま使うことにしました。
バヴァリアンステッチの編み図
修正できそうなものがないかと思ったら、こちらの本だと中央がたいへんきれいですね。
写真を見る限りきっちり正方形やひし形にはならないまでも、それほど斜めにはなっていないようです。
この本には他にもかぎ針編みのすてきなステッチがたくさん掲載されています。
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バヴァリアンステッチを長方形にする編み方
今回は2つのマットのうちランチョンマットの方は長方形にしてみました。
長方形にするためには、最初の部分を上のように編んだものを使いました。
ただ長方形にして、さらに大きな作品にすればするほどゆがみが目立つので、この方法だとあまりおすすめは出来ないかもしれません。
編み方はネットでも解説されていますが、もしかしたら何らかの工夫があるかもしれませんので、確認しながら編んでいくことがおすすめです。
バヴァリアンステッチのランチョンマット作品データ
材料はすべてセリアの綿糸を使いました。作品概要です。
使用した糸
- エンジェルコットン 2色 ピンク えんじ色
- きらめきコットン(ラメ入り糸) 1色 薄いピンク
使用した用具
- 4号のかぎ針
- とじ針とハサミ
サイズ
- ランチョンマット 30x25センチ
- コースターサイズモチーフ 12センチ角
バヴァリアンステッチの色の組み合わせ
今回もう一つよかったと思ったのが、セリアの糸だけで色の組み合わせがきいたことです。
エンジェルコットンには薄いピンクの色がないので、同じセリアのラメ入りの糸であるきらめきコットンを使いました。
材質は同じ綿の糸で太さも同じくらいだったので、組み合わせても違和感がなく使えました。
ただしラメ入りの糸は、食卓にはあまり合わないのでもう一つエンジェルコットンでランチョンマットを編み直ししました。
食べ物と一緒に目に入るものは落ち着いた色合いの方がいいですね。
ピンク系はもちろんこれはこれできれいなのでドレッサーに置くなど、別な場所の方がおすすめです。
ダイアゴナルステッチのランチョンマットをエンジェルコットンで編む
バヴァリアンステッチの編み物の感想
バヴァリアンステッチは前から興味を持っていた編み方で、かつ「ワンダークロッシェ」にも紹介されている特色のある編み方だったので、今回試せたのはよかったと思います。
また、セリアの糸だけで組み合わせられたものよかったので、これをもう少し応用していきたいと思いました。
実はバヴァリアンステッチによく似た編み方は他にも何種類かあり、別な編み方だとゆがみが少なく、同じ色の組み合わせで編むことも可能です。
今回は大いに改善点があると思うので、皆さまは上記を参考により良い作品を編んでみてください。