かぎ針編みペットボトルカバー&ホルダーをパンドラハウスのUVコットンで編みました。
持ち運びの際におしゃれに使えます。ペットボトルカバーの無料編み図と編み方をお知らせします。
スポンサーリンク
かぎ針編みペットボトルカバー&ホルダー
[toc]
かぎ針編みのペットボトルカバー。
前から欲しいなと思っていたのですが、いよいよ夏になって飲み物を持ち歩くことが多くなったので、編んでみることにしました。
編み図のインデックス
ペットボトルカバーの目的
ペットボトルカバーの用途としては、カバンやバッグなどに入れた際、水気が付いてしまうことを避けるというのが、第一の目的です。
実用的には布やビニール製の保温性のあるものには劣りますが、編み物として楽しめるように作りました。
おおむね、水でびしょぬれになるということは避けられます。
ペットボトルホルダーと紐
口の部分は、縁編み部分に手持ちの紐を通しただけです。
紐を留めるための専用のパーツもありますが、丸い大きなウッドビーズを通しただけでも絞って固定した時に動いてしまうということはないので、これで使うことにしました。
|
ペットボトルホルダーとして
未開封のままの時の重量は結構重たいので、編地が伸びてしまうためホルダーとしてはどうかなと思いましたが、短時間ならそれほど心配は要らないかなと思います。
とはいえ、ぶら下げて携行するのが目的ではないので、今回の編み糸とデザインにはそれほどの強度がありません。
若干きつめには編んでありますが、ぶら下げて持ち歩きたいという時には、伸縮性の少ない固い糸で全体を細編みなどで編むのがおすすめです。
毛糸はパンドラハウスのUVコットン
今回の糸はパンドラハウスのUVコットンという糸です。
使った色数は、ピンクと水色、黄色と緑と白の5色。
これまで使ったことはないのですが、それまで置いてあった他のメーカーの綿糸がなくなってしまったので、色がたくさんそろっていたのに引かれて買ってみました。
1本だとちょっと柔らかいので、2本どりにしてかぎ針5号で編んでいます。
伸縮性がないのでよりの少ない綿糸は編みにくいのですが、ちょっときつめに編んだ方が伸びにくいです。
かぎ針編みのペットボトルカバー編み方の概要
1.オフ白の2本どりで底の部分を円形に編む
2.サイドをチューリップの模様入りで、適宜色を変えながら編む
3.最後の段は縁編みを編む
4.紐とウッドビーズを通して完成
かぎ針編みのペットボトルカバーサイズ
・縦18センチ
注:ペットボトルを入れた時は伸びるので、19センチ以上になります
・底のサイズ 直径6センチ
・周囲のサイズ 20センチ
かぎ針編みのペットボトルカバー材料と用具
・パンドラハウスUVコットン(25g 92m 綿100% 指定かぎ針3~4号)
濃いピンク 濃い水色 緑 黄色 オフ白 すべて2本どり
・かぎ針5号~6号
・ポリエステル紐
4~5ミリ太さ 長さ約46センチ
・ウッドビーズ 1個 直径1.6センチくらい
ペットボトルカバー編み図と編み方
編み方の解説です。編み図はその下に示します。
各部分の編み方
各部分の編み方です。
1.底を編むオフ白
最初に底を編みます。
糸はすべて2本どりです。
オフ白の糸で、わの作り目に、立ち上がりのくさり1目を含めて細編み6目を編み入れ、1段ごとに6目増やし目をしながら6段まで、直径6センチになるまで編みます。
2.サイドを編む オフ白
底から脇に移る7段目の最初は、6段目の外側のくさり1本だけを拾って編みます。
8段目と9段目は同じ数だけ長編みを編みます。糸を切ります。
3.チューリップの模様の葉を編む 緑
10段目は、緑の糸2本どりをつけて、チューリップの葉にあたる部分を編みます。
長編みで三角形を作ります。
4.チューリップの花を編む 好きな色
葉の上に長編み三目一度のチューリップの花を編みます。
チューリップの花はペットボトルの上下、中央に全部で4列になりますので、配色を考えてから最初の花を始めてください。
ここでは黄色の糸をつけて最初の花を編んでいます。
5.長編みを2段編む オフ白
花と葉の間に地色のオフ白で長編みを2段編みます。
それを繰り返して、チューリップが4列になるまで編みます。
後は繰り返し、最後の縁編みの前から以下に繰り返します。
6.長編みを1段編む オフ白
最後のチューリップの花の上にオフ白の長編みを1段だけ編み、縁編みに入ります。
手持ちのペットボトルのサイズに合わせたのでそうなりましたが、長さは長編み、または細編みなどで適宜加減してください。
7.縁編み 緑
前段の長編みの上に細編み、くさり2、長編み、くさり2、細編みの順に編みます。
この隙間に後で紐を通します。
ペットボトルカバーの編み図
全体の把握のために全体の編み図から載せます。
各部分の拡大図は、順次その下に示します。
全体の編み図
底の円形を編み、側面を編みます。
チューリップの葉と花の編み図
側面の下から半分までの編み図です。
チューリップの花はと花の間に長編みを2段ずつ挟み、計4列編みます。
チューリップの花の数は13個になります。
底の部分の編み図
底は増やし目をしながら、6段編みます。
細編みの数は全部で5x8=40目になるところを、最終段は1目を増やさず、チューリップの目数に合わせて39目にします。
縁編みの編み図
いちばん上の緑の部分が縁編みです。
前段の長編みの上に細編みを編み、くさり編み2目、次に長編み1目、次にくさり編み2目、細編み1目です。
それを繰り返してふちあみとします。
紐を通す部分
上の縁編み部分にひもを通します。
くさり2目の裏側に、長編みが紐の後ろ側になるように紐を通してください。
最後は紐の両端の2本共、ウッドビーズに通したのちに結んでください。
それでは、皆さまもどうぞお試しください。