リネン糸で編んだドイリーとコースターのご紹介です。
リネン糸を使っての感想と、おすすめのリネン糸をお知らせします。
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リネン糸でドイリーを編む
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リネン糸で編んだドイリー・コースターです。
中央の灰褐色の部分がリネン糸、周りの縁編みは生成りの綿糸です。
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編み図のインデックス
リネン糸の特徴
リネンの糸は綿の糸とは全く違います。
その特徴について記します。
リネン糸の色
色は染めてあるものは白を始めとして、レース糸と同じように色々な糸があります。
灰茶色が元々の色のようですね。
光の加減によって、茶色にも、またグレーにも見えますし、年数が経ったものは、薄い茶色になるようです。
きれいな色ではありませんが、ナチュラルな感じはリネン糸ならではです。
リネンのドイリー
リネン糸でドイリーなどを編んだ場合は、綿のレース糸とは全く感じが違います。
加工にもよるのかもしれませんが、まず形がきちんときれいには取れません。
円形に編んでもふにゃふにゃして楕円形になったりします。
なので、綿のドイリーのように模様をきっちり出して、放射状、対称のラインや外形のフォルムの美しさなどを出す作品には不向きです。
リネンの手触り他
手触りは麻の手触りで、最初はしゃりっとした感じ、サラサラ感もありますが、時間がたったものは、綿以上に柔らかな手触りとなります。
またリネンの布は吸水性が高いことはよく言われますが、小さいドイリーやコースターを細い糸で薄く編む分には、糸の間がかなり空くのが普通なので、吸水性はそれほど期待できないのではないかと思います。
3号針で編んでいるのですが、糸に強い張りがある上、伸縮性はないので目の詰まった感じにはなリません。
色も染めてあるリネン以外は少しもきれいな色ではありません。
総じてなぜリネンの糸でドイリーを編むのかというと、麻の独特の感じが好きなためだと思います。
リネン糸の他のドイリー
これまでに編んだリネン糸の他のドイリーです。
リネン色一色ではどうしても、地味なものとなってしまいますので、再終段のエジングだけを、白、または生成りを使うと締まった印象とななる気がします。
編み図については、一番右側のものは、ピンタレストのパターンで編みました。
私のアカウントはこちら⇒ @midorikame
こちらは「はじめての太糸のレース編み」の本から大きめのドイリー。元々はレース糸のパターンです。
目の間が空いているデザインだと、どうしても麻糸だと全体はクッタリとした感じになりますが、すごく魅力的なデザインなので、バスケットに敷いたりなどして利用しています。
手に触れるとしゃりっとして、麻ならではの手ざわりが楽しめるお気に入りの一枚です。
アクセサリーの紐としてのリネン糸
リネン糸を購入した目的は、元々はアクセサリーの紐として使用するためでした。
こちらについては別記事でお知らせします。
リネン糸は「きんしょう」のがおすすめ
リネン糸はしばらく前に大きな一巻きで買いました。
だいぶ使った気がしますが、まだまだたくさん残っています。
お店の名前は「きんしょう」というところで、古くからある有名な糸屋さんでです。
他の糸を含め、かなりリーズナブルな価格で手に入りますのでおすすめです。
リネン糸のサイズ
かぎ針3号で編むなら、40/4リネンのサイズになります。
写真は生成りですが、他にも、いろいろなカラーがありますのでお好みでお選びください。