Blooming Lotus Square ブルーミングロータススクエア 英文パターンのクッションです。
無料編み図のあるサイト、花の形のモチーフとの編み方の違いと注意点をお知らせします。
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Blooming Lotus Squareのクッション
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ネットの無料英文パターンから、ブルーミングロータススクエアのクッションを編みました。
英語ではクッションは pillowと呼ばれていますので、Blooming Lotus Square pillow ですね。
無料編み図インデックス
花モチーフをクッションに
クッションの裏側は、こちらもかぎ針で四角形に編んで、表地とはぎ合せるのが一般的です。
今回は、製作時間を短くしたいため、2枚の布をあらかじめ袋状に塗っておき、表地の方に編地をまつりつけた形になっています。
座布団や角座にも
なお、このパターンは、クッションに仕立てる前は、シート状になっていますので、平置きで座布団にすることも十分可能だと思います。
薄い座布団用の中綿を入れてもいいですが、いわゆる、円座・角座の作り方のように、もう一枚裏地を編んで、2枚合わせにしてもいいと思います。
Blooming Lotus Flowerの2つの無料編み図
このパターンは、フラワーとスクエアの2種類があります。
1.花のパターン Blooming Lotus Flower
2.花を含む四角形のパターン Blooming Lotus Square
2つの違いと、クッションへの適用は、この後、下に解説します。
このパターンの作者は、ストックホルムの方で、サイト名は SistersInStitch
編み図と動画はこちらからご覧になれます。
http://www.sistersinstitch.com/blooming-lotus-extras
ブルーミングロータスフラワーの花モチーフ
最初は、その花のモチーフの方を、ピンクと赤の2種類で編みました。
最初の形がこの花の形です。
その時の赤とピンクそれぞれの記事がこちらです。
かぎ針編みの花 Blooming Lotus Flower(1)無料編み図もご紹介
Blooming Lotus Flowerかぎ針編みの花モチーフ(2)赤 無料編み図もご紹介
クッションの作品データ
今回の作品データです。
使用糸と用具
・ハマナカボニー
※色番について詳しくは、
かぎ針編みの花 Blooming Lotus Flower(1)無料編み図もご紹介
・かぎ針7.5号(ボニー針)
・クッションの中綿
・クッションの布(袋状に縫う)
クッションの出来上がりサイズ
40cm角
クッションにするときの注意点
同パターンをクッションに仕立てる時の注意点について、実際編んでみて気が付いたことを記します。
パターンの構造は、モチーフの裏側に糸を渡して、四角形で、花の裏側にあたる部分を途中から編み進めるという構成になっています。
最初に、この英文パターンは2種類があると書きましたが、今回、花モチーフだけを先に編んだので、それを後からクッション用の四角形にするには、少々困難が伴いました。
元々作者は「Blooming Lotus Flower」「Blooming Lotus Square」と最初から別々のパターンとして2つに分けて記述を行っています。
花を全部編んでしまってから、四角形にするのも不可能ではないのですが、元々の指示では花の形のモチーフを全部編んでしまってから、続けて四角形に編むのではないということです。
なので、作者のパターンの記載は、段数が花を編んで裏を編み、また花に戻って裏を編む、というような順序になっていますので、該当箇所をその都度英文から探す、または、動画の途中で探すのは、結構大変です。
なので、最初からクッションにしたいという目的で編む場合には、「Blooming Lotus Square」のパターンに従って編むのが、一番早く正当な方法となります。
クッションの大きさ
クッションの大きさについては、元々のパターンでは、並太程度の綿糸が使われており、画像のクッションサイズはやや小さめですが、”50x50cm”まで適応可能と記されています
上の段数で、40cm角にする場合は、糸の種類はともかく、7号針で編める以上の極太の毛糸で編む必要があります。
そうでない場合は、元のパターンの指示通りの小さ目のクッションとなります。
ゲージが示されていないためその点からの比較ができませんので、糸の太さを大きさの目安としてください。
元のパターンとの違いと変えたところ
今回は、アクリル毛糸の極太の糸でも特に大きな違いはありませんでしたが、綿糸に比べると毛糸はふくらみが大きいです。
他にも引き上げ編みのところは、平編みよりも厚みが出ます。
他にも目数の多いところ、例えば、3目一度などのような毛糸が束となる編み目の場合は、適宜調整する必要があるかもしれません。
元図と変えたところは、四角形にする最後の段、ピンクのラインが入っている段とそのあとの段で、細編みの縁編みなど、編み方は変えていますが、段数はほとんど変わりありませんので、最初のパターンのままでも大丈夫だと思います。
あとは、クッションの中綿と同じサイズになるように適宜調整してみてくださいね。
パターンそのものは、日本のこれまでの編み方にはない技法がみられ、たいへんすぐれた編み図でありながら、思うほど難しくはありません。
段数が少なくてすぐに編めるので、ぜひ編んでみることをおすすめします。
あともう一つ、赤い糸の方を完成させようと思いますので、引き続き気が付いたことをお伝えします。