タンポポのブローチとコサージュです。
レース編み、かぎ針編みのこれまでに編んだ作品からご紹介していきます。
こちらの作品は、本掲載の編み図にアレンジを加えて編んだものです。
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たんぽぽのブローチ
たんぽぽのブローチです。
タンポポの葉っぱ1枚の上に、黄色2色を使ったタンポポの花をとめつけただけでできるという簡単なもの。
フラットで凹凸がないので、ブローチとして胸に留めた時にも邪魔になりません。
ゴージャスなコサージュも良いのですが、ちょっと襟元に停められるこういう小さなブローチが好きです。
制作する時に、まずは必ず花がひとつだけのものを作ることが多いです。
同じ形の花を何個も編むよりも、違った種類のものを色々に編む方が楽しいのは言うまでもありませんね。
タンポポの綿毛付きのコサージュ
同じ本にあった、タンポポの花の下に、綿毛をかたどったパーツをつけた作品。
若い方にはこちらの方が、かわいらしいデザインで好まれるようです。
全体はレース糸で編んでいますが、この綿毛の部分はアクリルモヘヤの白い毛糸を使っています。
元々の本では白い糸だった起臥しますので、その時は、小さめにするように目数を減らします。
毛糸のタンポポ
同じモチーフを、毛糸で編んだものです。
タンポポのグラデーションを出すための、黄色の薄い糸と黄色の濃い糸を揃えるのが案外大変かもしれません。
最近は手芸用に少量だけを売っているものがあるのでそちらを利用するのがよさそうです。
レース糸で編むときは、少量なら刺繍糸を使うのがおすすめです。
茎のついたタンポポも
同じ本の中の茎をつけたバージョン。
茎の部分にはワイヤーが入っているのですが、ワイヤーに糸を編んでいくのは案外大変な作業でした。
太いワイヤーならともかく、指定の手芸用のワイヤーがかなり細いものでした。
なので、コップなどに差して飾るために花が自立して立たせるためというよりも、形状を保つために使用するという目的のもののようです。
さらにワイヤーをつける時には花の裏に、花のがくの部分を編まなければならないことが多いですね。
花を編むのは楽しいのですが、がくの部分を編むのは何と言うかあまり楽しくないものなので、最初は花一つとの方から初めて、もっと作ってみたい時には、茎のついたものも試してみましょう。
裏側が見えない使い方をするなら、必ずしもがくは要らないことも多いので、使い方に合合わせて工夫されるといいですよ。
タンポポのコサージュ製作データ
作品制作の情報です。
材料と用具
- 20番レース糸 黄色2色(エミーグランデ他)
- 20番レース糸 緑色(オリムパス エミーグランデ ハーブス)
- 0号レース針
- ブローチピン
- とじ針とはさみ
サイズ
綿毛は縦10センチ 横7センチほど
製作日時
2013年頃
掲載本他
エミーグランデのハーブスは、やや細めですがどれもひじょうにいい色の良い糸です