かぎ針編みの玉をつなげただけの玉モチーフのネックレス、コツは色をカラフルにすること、つなぎの糸にリネンの糸を使うことです。
無料編み図と、編み方の説明を記します。
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かぎ針編みの玉モチーフのネックレス
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かぎ針編みのボール、玉モチーフと言えば、誰もが一度は編んだことがあるモチーフの一つだと思います。
このネックレスはそれをつないだだけでできる簡単なものなのですが、2つのコツがあります。
■他の20番レース糸のネックレスの一覧記事
玉のモチーフのネックレスの編み方
玉モチーフは、最初の細編みが5目、次が10目、次が10目と2段編み、2目一度の減らし目で5目と進みます。
中央の10目の部分を3段取ると、やや細長い形になりますので、できるだけ丸い小さい玉にしたいと思いました。
玉の編み図
その他のコツは、
- 玉の色をカラフルにする
- つなぎの糸にリネンの糸を使う
の2つです。
玉の色を7色のレース糸で
コツの一つはモチーフの色です。
玉のモチーフを使った編み図はたくさんありますが、玉だけというのではおしゃれな物にはなりません。
ちょっとすてきに見えるコツの一つは、色をたくさん使うことです。
ここで使った色の糸は 「薄いピンク、ピンク、エンジ、緑、紫、水色、黄色の7色です。
できれば光沢のある、良質なレース糸が良いですね。
リネン糸を活用
コツのもう一つは、つなぎの糸にリネン糸、麻糸を使うこと。
ここで使ったのは、2号針で編めるような細さのリネン糸ですが、リネン糸は細くても大変丈夫です。
また、糸自体に張りがあるので、レース糸よりも、ピンと張ったに近い感じがあります。
ここでは、各モチーフをくさり編みでつないでいます。
カラフルネックレス作品データ
作品の詳細です
ネックレスのサイズ
全体の長さ:全長約70センチ
モチーフの大きさ:厚み1.5センチ
使用した材料と用具
- 素材:20番レース糸 リネン糸
- リネン糸の色:グレー
- パールビーズ3㎜ 23個
- 金具はニューホック
使用した用具
- かぎ針2号
- リネン糸が通る縫い針
- はさみ
- 金具をつける場合は、手芸用のラジオペンチなど
カラフルネックレス編み方概要
編み方の手順の概要です
- 玉モチーフを色違いで14個編む。
- リネン糸にビーズを19個通しておき、くさり編みを5目編んだら、ビーズを1つ編み込み、その後でくさり編みを5目編んだら、くさり編みをとじて、玉モチーフを通す要領でネックレスの形にする
- お好みで両端に金具やアジャスターを取り付ける
以下に詳しく説明します。
カラフルネックレス玉の編み図
レース編みのモチーフ部分は、一般的な玉実の編み方で、編みます。
ネックレスにつなぐ前に、糸端は糸始末をしておいてください。
ネックレスの紐の部分の編み図
編み図の概要は上の通りです。
ネックレスの紐への玉モチーフの通し方
モチーフを全部一度に糸に通せないので、くさり編みを編みながら、数個ずつ玉モチーフを固定していく方法になります。
最初に、リネン糸にパールビーズをすべて通しておきます。
編み始めと編み終わりのところは、玉モチーフを用いずに、「くさり編み5目、パールビーズ、くさり編み5目」の繰り返しで、パールビーズを5個編み込みます。
パールビーズのあとから、くさり編み5目を編んだら針を外し、最後のくさり編みの中に糸端を通して引き抜き、くさり編みを閉じます。
リネン糸の端を針に通して、玉モチーフの最初の段から、最後の段の中央に、糸を通します。玉モチーフの中央をリネン糸が通りました。
玉モチーフの最後の段のどこでもよいので、くさり編み1目の中に針を通して、再度中央からリネン糸を引き出し、玉のモチーフを固定します。
縫い針から糸を抜いて、かぎ針に持ち替えて、くさり編み5目、パールビーズ、くさり編み5目を編みます。
次に、上の方法と同様にして、玉モチーフを通します。
糸が足りなくなったら、糸端を玉モチーフの中に隠しながら適宜つないでいきます。
編み終わったら、ネックレスの両端に金具をつけますが、糸端に玉とくさり編みのループを作る方法もあります。
終りに
ネックレスの造り自体は単純なのですが、玉モチーフを一度に通すことができないのでちょっと面倒です。
他にも、リネン糸に先に、ビーズと玉モチーフ、つぶし玉という金具を通しておいて、くさり編みを省いて、つぶし玉で留める方法もあります。
色のきれいな糸が少しずつ余った時に、どうぞお試しになってみてください。