パンジーのドイリーの編み図のご紹介です。
パンジーのドイリーは海外のフリーパターン、pinterestでリクエストをいただきましたので、作成したものを公開していきます。
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パンジーのドイリーの編み図
pinterestという、インスタグラムに似た写真投稿サイトに編み物の写真をアップしています。
そこでパンジーのドイリーを見た方から、「英語で編むのは私にはちょっとハードルがたかいので、是非、編み図にしてご紹介いただけたら」とのコメントをいただきました。
英文の編み図ではなく、編み方の記載は慣れた方はいいかもしれませんがやはり難しいようです。
全体像が写真しかないというと、どうしてもとらえにくくなります。
日本の編み図はそれだけ工夫されているともいえますね。
今回はフリーパターンを編み図化したものを掲載します。
※パンジーの最初の記事はこちらです。
編み図のインデックス
パンジーのドイリーの編み方のあるサイト
このドイリーは海外サイトでフリーパターンとして紹介されているものです。
編み方のあるのはこちらです。
http://user.camtel.net/countryyarns/pansy.htm
日本に編み方が伝わったのは、2,000年代の前半頃だったと思います。
インターネットがその頃から家庭のパソコンで見られるようになったので、このような海外のサイトにもアクセスが可能になった頃です。
それまではこのようなカラフルなパターンというのはあまり日本では見られませんでした。
もっともレース編みの本では、鈴木陽子先生などの作家さんはカラフルなドイリーもちゃんと編んではいたのですが、あまり一般化しなかったようで、レース編みと言ったら白一色のイメージがありましたね。
今は逆にカラフルなかぎ針編み作品も増えましたが、一方でレース編み自体の人気が少なくなったかなという感じです。
それでも「編みたい」という方がおられるのは、なんとなくうれしいですね。
パンジーはアンティークのデザイン
パンジーのドイリーは以前サイトの作成者の方に、販売許可をいただくためにメールを送ったことがありますが、「元々はビンテージのデザインであり、自分の作品とは言えないので、許可云々ということもない。ご自由にどうぞ」という返答をいただきました。
なので編み図に関しても、元々編み方が出ているものですので、補助的な範囲内で参照いただければと思います。
もちろん編み図の再配布や販売はできませんので、ご自分で楽しむためにご利用ください。
パンジーのドイリーの編み図
パンジーのドイリーの編み図、この記事では、パンジーの花の部分の編み方をお伝えします。
最初は材料です。
ここでは自分で使ったものでお知らせしますが、編み方のあるサイトの方にも記載がありますので確認してください。
パンジーのドイリー作品データ
- 20番レース糸他綿糸 白、ピンク、緑、黄色
- 0号レース針
- とじ針とハサミ
作品サイズ
約31センチ
パンジーの花部分の画像
編み方は下に示すものと基本的には同じですが、糸の太さと全体の大きさを決めるために加減していますので、編み目の目数は若干の違いがあると思います。
パンジーの花の編み図全体
まずは、花の全体部分の編み図です。
この後、部分的に説明していきますが全体はこういう感じです。
花芯を編んでから、周りにパンジーの花びらとなる部分を編みつけていきます。
実物が複雑に見えるのは、編み目の数が多いのでフラットな編地ではなく、フリル上になっているためです。
パンジーの花の配色
上の画像のパンジーの花の配色は花の芯に黄色、花びらは白を使いました。
逆に花びらの部分に色糸を使ってもいいですよ。
後から記すため上の編み図にはありませんが、このあと、花をつないだ最後に縁編みのエジングがつきます。
そのため、配色は花びらにカラーを使ってエジングは白にするか、または花びらに白を使って、エジングをピンクなどの色糸にするかのどちらかの組み合わせがいちばんいいと思います。
花芯 | 花びら | エジング |
黄色 | 白 | ピンク他 |
黄色 | ピンク他 | 白 |
パンジーの花芯の編み図
パンジーの花芯部分の編み図です。
黄色の糸でくさり6目を輪につなぎ、その中に長編みとくさり編みを上図のように編み入れます。編み終わったらそこで糸を切り、次の糸を用意します。
パンジーの花びらの編み図
パンジーの花びら部分の編み図です。
花芯のくさり編みのループの部分に、パンジーの花の3つ巻き長編みから編み入れていきます。
3つ巻き長編みと次の3つ巻き長編みの間にはくさり編み1目を編みます
パンジーの花びらの編み目の数
それぞれの編み目の数です。
3つ巻き長編み | 12目+くさり1目 |
長々編み | 2目+くさり1目 |
長編み | 2目+くさり1目 |
これで、パンジーの花が編み終わりました。
次は中央本体の編み方をお知らせしていきます。
それでは!
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