バラの小さなブローチ、コサージュの作り方です。
中細毛糸を使った小さなものなので、簡単にできると思います。
20番レース糸でも、ほぼ同じようにできます。
編み図と作り方を示します。
スポンサーリンク
バラのワンポイントブローチ
[toc]
巻きバラに葉を閉じつけただけの、バラのワンポイントのブローチなのですが。小さくてすごくかわいいです。
巻きバラは、様々な作り方があるんですが、自分の作った中では、このバラの編み方が一番きれいだと思います。
すぐにできるので、作っていても楽しいですね。
バラのワンポイントブローチ作り方概要
作り方の概要を言うと、花弁が一つながりの、巻きバラと言われるものを編みます。
バラを巻いてとじつけて、花の形にします。
それに、葉っぱを編んだものを、縫い付けて、最後にピンを縫い付けて出来上がりです。
材料の糸と針
ここではウール100%の中細毛糸。
針は、3号のかぎ針です。
材料となる糸は、レース糸でもできます。
レース糸の場合は、20番レース糸、レース針 0~2号。
エミーグランデは、やや細めなので、2号くらいでもいいかもしれません。
他に、40番レース糸で作ったこともありますが、ブローチの用途なら、20番がいいです。
他に必要なものは、3センチのブローチピンです。
出来上がりサイズ
出来上がりのサイズは、縦4.5センチ、横6センチ、厚み2.5センチほど。
巻きバラの編み図 全体
巻きバラの編み図 拡大図 右側
全体図の上の図の右半分です。
巻きバラの編み図 拡大図 左側
全体図の上の図の左半分です。
編み初めは、鎖編みを22目作ります。
各鎖編みに長編みを2目ずつ編み入れます。これで44目になります。
その44目の上に、上記の編み図のように、花びらができるように長編みと、長々編みで編んでいきます。
外表に巻く
全部が編めたら、最後の糸を長めに切っておきます。
バラをくるくると外表に巻きます。
外表というのは、編み物は、普通右から左へと編みますが、最後の段を編んでいる時に見ている面が、バラの外側に来るように巻きます。
そうすると、花弁が外側に反り返った形になります。
逆に、内側に丸まるようにしたい時は、反対側の中表に巻きます。
どちらでも可愛いですのでお好みでお試しください。
巻きバラを縫い留める
外表にバラをくるくると、形を整えながら巻いたら、残しておいた糸で、花弁がばらけないように縫い留めればできあがりです。
葉の編み図
葉は、中心に13目の鎖編みを作ります。
鎖編みを1目編みます。これを「立ち上がりの目」と言います。
細編み1目を鎖編みに編み入れます。次の鎖編みに細編みをまた編みます。
次の鎖編みが、中長編み、次がまた、中長編み、次が長編み、というように編みます。
葉の片側を編んだところ。
反対側もあんで、ぐるっと一周したら、それが1段目。
次の2段目も同じように、鎖編み、中長編み、長編みの上に、編んでいきます。
葉の出来上がり写真です。
花の後ろに葉をつける
葉の編み上がりの糸は長めに切っておいて、バラの後ろに縫い留め、同じ糸でピンを付けます。
バラを使った応用作品
こちらもほぼ同じ編み方で作った、バラの花と葉のリースです。
このバラは、大中小の3サイズあり、中のサイズが、今回のブローチと同じ大きさです。
他にもいろいろに応用できますし、色違いでも作れますので、お試しくださいね。
おすすめの中細毛糸