ブドウの房と実をかたどったレース編みのモチーフで作るネックレスです。
編み図の掲載されているアイリッシュレース編みの本もご紹介します。
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ブドウのレース編みモチーフのネックレス
レース編みで編むブドウの実のネックレスです。
風工房さんのデザインですが、早く編めるように、若干の工夫を加えています。
無料編み図のインデックス
レース糸40番糸のブレスレット
先日撥水スプレーのところで、ご紹介したブレスレットもこちらの本の作品でした。
いずれも、40番の生成りのレース糸で編むものです。
良い糸を使うと、上品でアンティーク風、高級感がある仕上がりになりますね。
他の40番細糸のネックレス一覧はこちらから
チョーカー風のブドウの実のネックレス
同じモチーフの組み合わせですが、モチーフの数をちょっと少なくしたのがこちらです。
こちらは胸元に垂れ下がるネックレスというより、もう少し上の位置の首周りにつく形になります。
ブドウの実のモチーフの編み方
編み方は、最初にぐるぐる巻いた糸のループを作り、そこに細編みを編んでいくだけ。
ブドウの実は、そうして編んだ丸いモチーフを8個編んで、房のかたちにつなげたものです。
かなり、間を詰めて編まなくてはならないのと、網目、つまり、トップのくさり編みが揃わないので、最初は難しかった覚えがあります。
糸の引き加減で、ブドウの実をふっくらさせることもできますし、ゆるく編んだままだと、平たいブドウの実になります。
葉っぱは、普通のアイリッシュクロッシェの、葉の編み方をつなげたものです。
3枚一組で、ブドウの葉の1枚を表しているのだと思います。
ブドウの房の端にあたる部分は、葉の縁につなげるのではなくて、葉の上に重なるような作り方でした。
一つのモチーフの大きさは、縦の長さでおおむね7センチ前後です。
レース編みネックレスの紐の部分
横から見たところ。
紐の部分は、くさり編みの輪をつなげた形に編んで、その後にピコット入りの細編みで、太くして補強する工夫です。
この部分は、道具があれば、チェーンやパールでもいいかもしれません。
レース編みのネックレスは、胸元の開いた服を着たときに映えるので、夏に身に着けたいものですが、近年の夏は暑いので、工夫するのもいいと思います。
特に髪の毛の長いまま装着する場合は、後ろは見えないので、十分代用もできます。
作品データ
レース編40番細糸
色:生成り
針:8号レース針使用
作品のサイズ
短い方(首回りアレンジ)で、長さ45センチ程度
終りに
ブドウのレース編みのネックレスはモチーフの数が多いので編むのは大変そうですが、モチーフの種類は2種類だけです。
ゆっくり時間をかけて作成するつもりなら難しくはありませんので、おすすめの手編みネックレスの一つです。