マクラメひものかぎ針編みのカーペットが完成しました。
作品の概要と編み方は後で別記事に細かく記しますが、この記事では、完成後の感想を記します。
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マクラメ紐のかぎ針編みのカーペット概要
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マクラメ紐の大型ドイリーのカーペットの作品概要をお知らせします。
名称
名称 CROCHET CARPET VELES
パターンの場所 Esty
編み図は有料の編み図
材料と用具
マクラメひも 3㎜
完成に要した紐の長さ 1400m(200m巻x7)
6mmのかぎ針
出来上がりサイズ 直径110cm
製作日数
編み始め 4月22日
編み終わり 5月13日
途中に糸到着待ちの期間が各数日あり
マクラメひものカーペット情報
編み終えた感想と編んでいるときに気が付いたことなどを書き留めておきます。
サイズは110センチ
元々の編み図の指定は糸の太さが5mm。直径が170cmと記されていました。
そして、SNSで、同じパターンを、3mmで編んだという方がいるので、それが150cmだったので、仮に糸が違っても130cmくらいになるかなと思ったら、110cmとなりました。
糸が細いので元図の170cmにはなりようがないのですが、同じ3mmの方とのサイズの違いは何だったのでしょうか。
画像を見てみると、SNSの方の方が長編み等の長さが長いと思われるので、おそらく編み方の手加減が違ったか、あるいは、マクラメひも自体が違った可能性もあります。
マクラメひもは、種類が様々で、輸入品のために、糸の太さや記載もかなりまちまちですので、糸が細かった可能性も十分にあると思います。
いずれにしても、元の編み図でもゲージがわからない場合は、注意が必要です。
かかった日数について
最初は、糸が指定とちがうので、編みあげられるかどうかわからないので、一度に糸を買わず、まずは1個、次が2個、2個、1個、1個、という順番で買いました。
購入先はアマゾンですが、アマゾンprimeでも、2日かかった時があり、プライムでない時は、連休に入ったので、それ以上かかりました。つまり、糸が手元にない時が1週間以上ありますので、実際はもっと早い日数で編めたかと思います。
編み図や編み方の難易度他
編み図の難しさはというと、このVelesのパターンは、日本の編み方や編み図に慣れた人からは難易度は高いと言えます。
その理由は
- 引き揚げ編み他の日本ではあまり使われない編み方が多い
- 編み図がない
- 英語の編み方の指定はあっても、ビデオでしかわからない部分がある
- ビデオはロシア語のみ
念のためいうと、外国のパターンは、日本のような「編み図」はないことが多いです。
英語での編み方はあるのですが、ビデオを見ることが前提となっているように思います。
たとえば「マークした目に編みつける」となっていても、「マークした目」は英語の編み方においては説明がなく、ビデオの方を見ればわかると言ったようになっています。
また、ビデオと記載した編み方が、記載とちがっているところが多少あったようです。完成に大きな支障はありませんでしたが、記載よりもビデオの指示を優先した方が良いようです。
編み方は、ビデオを見ればわかりますが、ビデオの原語はロシア語で、英語は一切使われておりません。
なので、ロシア語で、「1、2、3、4まで編みました。次の5番目の目に」というナレーションが入っていたとしても、ことばは全く理解はできませんで、頼りになるのは、実際に編んでいるときのその情報から採るだけになります。
マクラメひもの特性他
マクラメひもは、編み直しの際に、ほどくのは難しくはありませんでしたが、あまり何度も編み直しをすると、糸がけば立つ恐れはあります。
それ以上に、小さい作品なら、2段くらいほどくのも、それほどなんとも思われないのですが、糸が太く作品が大きいと、ほどいたときに多量の糸が生じることとなり、その際の編み手の気分的なダメージが大きいです。
特に最初の方、引き揚げ編みの模様を出す部分のところあたりまでは、面倒でも、1段を編んだら目数を確認することをおすすめします。
緩まないように編むのが良い
それと、あとで細かく振り返るつもりですが、太い糸で力が必要なため、細編みの部分のところはどうしても、糸が緩みがちになります。
糸の伸縮性がないので、細編みの連続部分は手加減に注意をして、目がゆるくならないようにした方がよさそうです。
糸割れに注意
使用したマクラメひもは、細い糸がたくさん集まって一本の糸となっています。
そのため、糸割れして、細い糸が飛び出てしまうと、直しにくいので、できれば、糸割れをしないように注意して編む必要があります。
もっとも、出来上がりは大きいので、遠目に眺めることが多いため、気になるのは編んでいるときだけです。
あまり神経質にならず、おおらかに編みましょう。
けば立ちにはマスクなどを準備
リネンもそうですが、マクラメひもも若干毛羽立ちがあるため、気道の弱い方は、マスクをするなどの装備をしてから編むことをおすすめします。
編んでいて、支障があったら、途中でも編むのをやめた方がいいです。無理をしてまで完成することはありません。
人によってはたいへんなマクラメひも
マクラメひもは元々手編みのひもではありませんで、編糸ではないものを編むことも、それから、太い糸を編むことも一般的ではありませんので、人によっては、大変な作業となります。
糸は最初から全部を買わないで、まずは、少量だけを買って、試しに編んでみるという気持ちで始めてみてください。
編み図の方には、半分くらいのところで「小さなカーペットの完成です get a small carpet!」と記されているところがありますので、その辺りで終わりにしてもいいと思います。
マクラメひもの編み物を初めてやってみようかなという場合は、まずは試しで編んでみようかなというお気持ちで、そして、楽しく続けられそうだと思ったら続きを編んでいく、そのようなラフな気持ちで編まれるのがいいと思います。
使った材料など
使用したマクラメ糸です。
かぎ針は以下の物です。きつく編む部分があるために、ダイソーのプラスチック針などではなく、金属のしっかりしたものがおすすめです。号数は手に合わせて変えてください。