リースの土台の作り方です。かぎ針編みで作ったモチーフを縫い留めて、リースの形に作りましょう。
土台があれば、あとはお好みのモチーフがあれば、リースを完成できますよ。
リース土台の編み方と作り方をご紹介します。
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かぎ針編み花モチーフのリース
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今回のリースはこちらのミモザのリース。
ミモザの葉と花、ボールのモチーフ、他に、紐またはらせん状に編んだつるや枝葉のモチーフを縫い付けて作っています。
上のリースについて詳しくは
ミモザの花のモチーフを単体でも
モチーフがあれば、土台に留め付けるだけでできますが、モチーフを糸で縫い留めるには、適した素材の土台が必要です。
この土台部分は手作りでも比較的簡単に作れます。
リースの土台の作り方をご紹介します。
リースの土台の作り方
リースの土台はこのような形です。
リースの土台出来上がりサイズ
出来上がりのサイズは、約14センチです。
大きさは自由に設定できます。
材料と用具
必要な用具は
- 針金 長さ100センチくらい
- ペンチ・ニッパーなど
- 芯になる厚手の布 長さ40センチx幅4~5センチ
- かぎ針7号
- とじ針とはさみ
- アクリル、綿糸などの極太程度の糸 適宜
材料と用具について
針金は、周りにコーティングのある太めの針金です。
芯になる厚手の布は、今回はタオル地を使いましたが、フェルトやキルトなど、厚みのあるものがおすすめです。
土台を編むための糸は、何でもいいのですが、上につけるモチーフの間から見えても差し支えない色を選んでください。
糸の材質は、アクリルの極太の毛糸がおすすめですが、綿糸、ウールなどの毛糸でもだいじょうぶです。
かぎ針は糸の太さに合わせてお選びください。
とじ針は、糸が通るものをご用意ください。
リース土台の作り方
針金を2重または、3重巻きにして、ペンチやニッパーで切り、両端をねじって固定します。
サイズは、直径が12センチくらいです。
出来上がりサイズは、これより大きくなります。
巻きつけるための布です。今回は、タオルのようなパイル生地です。
新品でなくてもあまった生地でかまいません。
丈夫であっても、普通の布地は向きません。厚みのあるものを探してください。
糸を使って、くさり編み60目、その上に長編みが60目のブレードを編んでいきます。
その編み図です。
ブレードの長さはリース円周+2センチ
この時のブレードの長さは、リースの円周+1~2センチくらいの長さになるように編みます。
1~2センチの余分は、端を重ねて縫い合わせる分の縫い代です。
針金に、布を巻き付けます。必ずしも使いませんが、まち針で固定してもいいです。
長編みの一番下と上の糸を1目ずつとじ針ですくって、とじ合わせていきます。
縫い合わせるのは、ここではくさり半目にしています。
ゆるくならないように、布を巻きつけながら縫い合わせていきます。
出来上がりです。
下の布が見えていますが、特に差支えはありませんが、プレゼントなどの場合は、編み目を密にするか、布と糸の色を合わせるなど工夫が必要かと思います。
細編みの方が丁寧
なお、今回は、ブレードはくさり編みと長編みにしましたが、極太毛糸の細編みだと、編地はもっと密になります。
その場合、地色はほとんど見えません。
今回は売り物ではなく、時間を早く作りたいため、長編みにしています。
ちなみにこれまでのリースの作品は、すべてアクリル極太毛糸の細編みで作っています。
リース上部にループをつける
リースの上部には、リースを掛けるためのループをつけます。
画像はは短めですが、この倍くらいでもいいです。
とじ糸が余ったら、それを利用してもいいですし、新たに糸をつけて紐をお好みの長さまで編んだらとじ付けてください。
以上で、土台の作り方は終わりです。
モチーフをリースの土台に縫い付ける
リースの土台が出来たら、編んだモチーフを縫い付けて行ってください。
花や葉、実のモチーフなど、編んだものでももちろん結構ですし、市販品を飾ってもOKです。
糸で縫い付けるのが一番固定できますが、簡易なリースの場合は、ピンでとめるだけででも飾れます。
リースの作品の一覧はこちらからどうぞ。
発泡スチロール製の日市販品も利用できます。