ウォッシュコットンはハマナカの春夏糸の代表的な糸です。
ウォッシュコットンはサマーセーターやプルオーバーなどウエア向きの糸ですが、今回手持ちの糸で大きいドイリー・テーブルセンターを編んでみました。
ウォッシュコットンでドイリーは編めるのかどうかを検討します。
ウォッシュコットンでドイリーは編める?
今回編んだのがこちらのドイリー・テーブルセンターです。
なぜウォッシュコットンを使おうと思ったのかというと、この前に同じ編み図でエンジェルコットンで編んだドイリーが気に入ったので、模様を拡大して大きめのテーブルセンターに使おうと思ったのがきっかけです。
元のドイリーの使用糸はエンジェルコットン
最初のエンジェルコットンのドイリーはこちらです。
これが太い糸なので19段35センチで編めたので、もう少し大きくしてもすぐ編めそうだなと思いました。
ただし、エンジェルコットンはセリアで売られているごしょう産業(ネットの店舗名は毛糸ピエロ)の糸ですが、お店で品切れになってしまったのです。
なので、手持ちのウォッシュコットンで編むことにしました。
太さが、同じ4号かぎ針で編めるものだったからですね。
※元のドイリーについてはこちらの記事に
ウォッシュコットンはウェア向きの毛糸
結論としては糸なのでドイリーも編めなくはありませんが、やはりウォッシュコットンはウエア向きの糸で、ドイリーには向かないと思います。
エンジェルコットンは綿100%の糸
エンジェルコットンは同じ4号のかぎ針で編める太さなのですが、綿100%の糸です。
ナチュラルですが、光沢はないので、見た目はあまりきれいではありません。
ウォッシュコットンはポリエステル入り
一方、ウォッシュコットンは綿だけでなく、綿64%、ポリエステル36%で、ポリエステルと綿の両方が入った糸です。
見た目は光沢があってきれいですが、アイロンをかけてもきっちりしませんし、スプレー糊は使えません。
何より、ドイリーを編んだ時にフラットになりにくいのが難点です。
目数の多いところは必ず平らにならず、ちょっと盛り上がった感じになります。
綿の糸だとアイロンや糊でカバーできますが、それがしにくい。
もちろんウエアを編む時には、ふんわりしているのがいいわけで、最初からドイリー向きの糸ではないので当然ですね。
とはいえ、エンジェルコットンで編んでも光沢がなくきれいさには欠けるため、今回はこれはこれで早く編めてよかったと思います。
ウオッシュコットンとウォッシュコットンクロッシェ
なお、ウォッシュコットンには、商品名ウオッシュコットンともう一つウォッシュコットンクロッシェがあります。
ウォッシュコットンクロッシェの方は、より細い中細タイプの糸です。
材質は同じです。
ウォッシュコットンの大きなドイリー作品概要
使用糸: ウォッシュコットン 2番生成り
使用針:かぎ針4号
サイズ:直径49センチ
元の編み図:下記ページ参照
セリアのエンジェルコットンのドイリー19段35cmですぐ編める【無料の編み図あり】
他に、ドイリーに編めるような太い糸はないのかというと今ではほとんど見つかりません。
以前はハマナカのアプリコや、ティティクロッシェというのがあったのですが、今はどちらも販売を終了しているため、とても残念ですね。
ウォッシュコットンで他に作れる作品
ウォッシュコットンでもドイリーではなくて、小物やバッグなら編み図があります。
こういう編み方なら、ドイリーよりも向いていそうです。
バッグもとても素敵です。
ちなみに、ウォッシュコットンはウエア向きの糸なので、ふと目で上部なのにすごく軽いです。
色の数は、全部で29色もあるので、上手に利用するとすてきな作品が作れそうですね。
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