マクラメ紐で編むドイリーの形の床に敷く大型のカーペットのご紹介です。
マクラメひもについて必要な費用と価格、マクラメ糸の太さとかぎ針の号数など気が付いた点を記録していきます。
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マクラメひもをかぎ針で編む
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ドイリーの形の床に敷く大型のカーペットを数年前にpinterestで見つけました。
いろいろな種類があってかぎ針で編むものの他にも、極太の糸を針ではなく手で編む「アームニッティング」というものもありました。
数年来見ていたのですが、材料の点であきらめなければならなかったのが、今回マクラメ糸で編めるということがわかったのでそれで編むことにしたのです。
また、大きさが大きいので部屋が広くないと置けないことになりますが、今回引っ越しを機に作ろうと思い立ったことも作ろうと思った要因の一つです。
ポリエステルコードだと材料費が高額に
ネットで編み図を提供しているところの示す元々の材料は、ポリエステルのコードというものです。
指定の糸の太さは5mm。必要なm数は、1700m。
ロシア製、またはトルコ製などが多く、もちろん日本にもあるのはあるのですが上記のm数を買おうとすると10万円を超えるくらいになってしまいます。
他にも、アメリカ製の綿の糸も見つかりましたが、やはり長さが長いのでどうしても高額になります。
カーペットを買った方がよほど早いことになるので、材料がわかっていても買うに買えない状態でした。
マクラメ紐で編んだドイリーの費用
ところが、日本の方が編んだというのがツイッターに投稿されまして、その材料がマクラメ紐だということを知りました。
マクラメ紐だと200m巻で最低で700円くらいからあります。
なので、必要な経費の点では十分クリアできるということがわかりました。
マクラメ紐の特性と条件
次に知りたいのは、実際にマクラメ紐で編めるのかどうか。マクラメ糸の太さと、かぎ針の号数、それと、どのメーカーのどのマクラメ紐ならいいのかということです。
まず、マクラメ紐は、材料は綿ですがほとんど伸縮性はありません。
毛糸のような編み心地とは違います。麻ひもほど編みにくくはないのですが人によってはかなり編みにくいと思います。
別なポリエステル系の糸の販売サイトでは「ゆるく編んでいい」と言っているところもありますが、ゆるいとやはり歪みが出るなどの問題が出る場合もあります。
さらに、きつく編もうと思っても逆に伸縮性がないと多大な力を掛けることとなり、編み始めはともかく後半に力が弱まります。
ゆるくなることが避けられないため、その点でも歪みが出るなどのむずかしさがあります。
ダイソーの7mmかぎ針で試し編み
かぎ針の号数は、試しにダイソーの7㎜というのを買ってみたのですが、おそらくこれはダイソーの製品だったからではないかと思いますが、針のフック部分が大きいのではなくて、ヘッドが大きすぎて編めませんでした。
結局、それよりも一つ小さい大きさの10号かぎ針を使うことにしました。
クロバー社のアミュレという有名な商品です。
かぎ針はクロバー社のアミュレがおすすめ
全ての会社のかぎ針を使ったわけでありませんが、マクラメ糸の場合編み方によってはかなり力がかかるので、ダイソーなど100均の商品は耐久性が心配なところです。
プラスチック製だと折れるのではないかとも思われますので、できれば先が金属製のもので、プラスチックの持ち手部分との接続がしっかりしたものがおすすめです。
一方で、マクラメ紐のカーペットは何枚も必要にはならないと思いますので、短い期間に編んで終りという場合も少なくないと思います。
ずっと使うならまだしも、アミュレは一番高い針ではなく中間くらいの価格の針です。
それでもマクラメ紐の編み物にも十分使える耐久性があることがわかりました。
マクラメ紐に適したかぎ針号数
編み図を提供しているところによると、5mmのポリエステル糸の場合で10mmのかぎ針の指定となっています。
私は、3mmのマクラメ紐で10/0号 6.0mmのアミュレのかぎ針で編んでいます。
もちろん、お好みによってその前後も十分ありだと思います。
糸の太さを3㎜にした理由
マクラメ糸の太さは、編み図での指定は5mmなのですが3mmにしました。
ツイッターで編まれていたのは、3mmの糸だったということがひとつ、それからなるべく細い3mmの方が編みやすいだろうと思ったことです。
また、私の場合は大きさは小さくなっても差し支えないと思ったのですが、早く大きく編みたいという場合はもちろん5mmもありだと思います。
マクラメ糸のメーカーは
マクラメ糸はどの手芸店には置かれていなかったので、ネットであたりをつけて、実物を見ないままで選ぶのはたいへんでした。
綿ロープは100均にも置いていますが、タコ糸のように撚りが強いものは編むに適しませんで、撚りの弱いものが向いていると思います。
ただし、撚りの全くないものはこちらも編むには適さないと思います。
通常の編糸は、毛糸だろうがレース糸だろうが、撚りがかかっており撚りのない糸はないためです。
マクラメ糸は200m巻が普通で、一番安いのが700円台からありますが、レビューを詳細に見比べた上、「固くない」とあるマクラメ糸を選びました。
ネットで買おうと探すと、マクラメ糸は実にたくさんのメーカーが販売していますが、私の使ったのは下のものです。
使用糸は、1500mを超えますので、度に買うつもりはなかったので、上記の条件に合いそうな糸で商品もたくさんあるものを選びました。
欠品で、途中から違う糸になると大変だからです。色を基本色のアイボリーにしたのも、数がいちばん多い基本色だからです。
そもそもが、編めるかどうかが実際にやってみないとわからないので、最初は1玉を買ってみて何とかできそうだとわかったので、次は2玉、次も2玉、2玉、1玉、と買い足していきました。
後半を2玉ずつにしたのは、大きさが大き過ぎたり、負担が大きい場合は途中で辞めようと思って始めましたが、今は30段を超えましたので、完成させようという方向で進めています。
まとめ
現在編んでいるマクラメの糸についてまとめると
- KMSのアイボリー 200mで価格1200円台
- かぎ針はアミュレの6mm
- マクラメ糸の太さ3mm
使用した編み図とその他については、今後書き足していきます。