アクリル毛糸でマンダラ模様の鍋敷きを作りました。
エコたわしの本を読んでいたら、「鍋敷き」の編み方が載っていたのですが、アクリル毛糸の鍋敷き、アクリルは熱いものを載せてもだいじょうぶなのでしょうか。
調べたことをお知らせします。
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マンダラ模様の鍋敷き
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エコたわしの本をん読んでみたら、「鍋敷き」があったので、アクリル毛糸の残り糸で編んでみました。
ハマナカボニーの円座を何枚か編んだので、余った糸ができたためです。
無料編み図インデックス
流行したのは、今から10年以上前だったと思います。
私は、母が編んだものを使っていたのですが、最近は市販のスポンジを使っていて、たまたまハマナカボニーで円座を編んだ残り糸が出たので、それで編んでみたのが最初です。
ハマナカボニーについては
作った円座はこちら
他にも残り糸でエコたわしも編みました。
アクリル糸の鍋敷きはだいじょうぶ?
アクリル糸の鍋敷きは、熱に対してはどうなのか。これはネットでも時々質問を見かけますね。
基本的には、アクリル糸は、熱を加えると溶けるそうなので、高温になるものには使えません。
したがって高温のアイロンもダメということになるのですが、上の作品は、仕上げにアイロンを当てています。
なので、温度によりけりだと思います。
アクリル毛糸に関するハマナカの回答
これについては毛糸メーカーのハマナカによる説明は以下の通りです。
アクリル繊維は合成繊維の中でも比較的熱に弱い繊維で、少し強めの熱がかかると溶解して縮んでしまいます。その点羊毛は比較的熱に強いので、毛100%と同じつもりでスチームを掛けられてこの様なケースが生じてしまうのです。
アクリル混の場合は、必ずスチームアイロンの設定を低温(90℃)にして、乾いた当て布の上から浮かしてかけて下さい。それもアイロンを常に移動して、一箇所の温度が上り過ぎない様にする注意が必要です。―http://www.hamanaka.co.jp/qa/teami_q15.html?keepThis=true&TB_iframe=true&height=400&width=410
上の回答だと、90度なら大丈夫と思われますので、逆に、火にかけたばかりの鍋料理を、熱いまま食卓に運びたいという時などは、念のため止めた方がいいかもしれません。
少し時間がたったものを、直置きするのは避けたいという時や、急須や紅茶ポットの下に敷くという程度なら、アクリル製の鍋敷きでも、十分使えるのではないかと思います。
鍋敷きに適した素材
一方鍋敷きに適した素材はというと、毛100%の糸、綿、それからジュートなどの天然繊維なら大丈夫とのことです。
ただし、それらの糸が、カラーに染めてある場合は、もしかしたら色の変化などの心配がないわけではありません。
そもそも、そのくらい熱いものを載せるということなら、布製の鍋敷きそのものが適さないと思います。
100度を超える鍋などは、持ち運んで食卓に置くのも危険ではないでしょうか。
熱よりも汚れが心配な手編みの鍋敷き
それ以前に、鍋敷きというのは、すぐに汚れますのでその方がずっと問題です。
私は、布製の保温調理の”鍋帽子”を手作りして使用していますが、その鍋帽子は、上部は帽子の形、下部は、綿入れ座布団のような、布製のパッドを使用します。
その場合、なべ底で汚れるので、必ず、座布団の上には麻の布を敷いて使っています。
鍋の底や裏側は、特にガス火の場合は汚れることが多いようです。
今回は残り糸を使うために、簡単に編もうと思ったのですが、思ったより、きれいな色合いになったのと、生成り色の薄い糸を使ってしまいましたので、鍋敷きにするのはもったいなくなりました。
なので、スマホやタブレットを置くパッドとして使おうと思っています。
クッション性がいいので、そんな使い方もおすすめですよ。
写真よりも実物の方が、水色部分はもう少し色が薄く見えます。
実際はもっときれいな色の糸です。
ハマナカボニーのいいところは、色がたくさんあるところ。
もtっと、微妙な色の糸も多いので、いかにもアクリル糸という見た目ではないものもあります。
一方、それで困ることは、色数が多いと色合わせや、糸とを選ぶのが難しいこと。
特にネットで買う時には、困ることになりますね。
この糸の色番は、439番です。
ほかにもブルー系があるので、グラデーションで揃えられますよ。
この鍋敷きの編み図について
この作品については編み図はありません。
参考にしたのはこちらの円座
かぎ針編みの万華鏡のおざぶ 『決定版 人気の手編みざぶとん』より
オリジナルでの編み図を掲載しているのは下の作品になります。
かぎ針編みチューリップのスツールカバー ハマナカボニーの円座の応用
アクリル毛糸を利用した作品は、引き続きご紹介していきます。
アクリル毛糸の良いところである、色の美しさを楽しむために、よりより使い方を模索していきましょう。